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0 学習目標
0.1 状況を説明する
0.2 エラーの原因を説明する
1 状況を説明する
1.1 モデル会話
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ワン:
- 斎藤さん、今、単体テストの仕様書を作っているんですけど、ちょっと聞いてもいいですか?
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斎藤:
- どうぞ。
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ワン:
- 「確認内容」の書き方についてです。
- 「テスト結果」なんですが、「正しく動作した時のシステム状況」や「バグがあって正しく動作しなかった時のシステム状況」も書くように言われていたのですが、どのようなことを書けばいいのでしょうか。
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斎藤:
- 状況の概要は簡潔に書けばいいんですよ。テスト項目番号16の「正常な操作」とテスト項目番号17の「誤った操作」は、具体的にはどんなことでしたか。
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ワン:
- そうですね…それぞれ2点の工程がありました。
- 16番はまず、顧客リストに登録された顧客のIDを入力しました。次に、顧客情報が正しく表示されることを確認しました。
- 一方、17番は16番と違って、顧客リストに登録されていないIDを入力しました。次に、「入力エラー」のメッセージが画面に表示されることを確認しました。
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斎藤:
- 今の状況を簡潔に説明すればいいんですよ。
- 例えば、16番なら「顧客リストに登録された顧客のIDを入力すると顧客情報が正しく表示されることを確認する」と書けばいいですよ。
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ワン:
- 分かりました。では、17番は「顧客リストに登録されていないIDを入力すると「入力エラー」のメッセージが画面に表示されることを確認する」のように書くということですね。
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斎藤:
- そうですね。その調子でやってみてください。
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ワン:
- ありがとうございました。早速取り掛かります。
1.2 基本フレーズ:状況を説明する
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説明上手になるコツは”相手に伝えたいポイントを明確にすること”。次の6点に気を付けよう。
- 1.これから何を話すのか、先に宣言しておく。
- 「〇についてです。」「「テスト結果」なんですが~」
- 2.理由やポイントが複数ある場合は、その数を伝える。
- 「これを選んだ理由は3つあります。」「今から、〇についてのポイントを4つ説明します。」
- 3.接続詞を上手に使って、整理しながら話す。
- 「まず~、次に~」「1つ目は~、2つ目は~」なども使える。最後のまとめの際には「最後に~」と言う。
- 4.2つの事柄を比較する時は、「一方、~は~と違って~」
- 5.全体の話を短くする。
- 6.一つの文を短くする。
- ✖ 「〇〇をすると△△になって、それから××をしたら〇△になったので、これはよくないと思い、 △〇をしてみたら…」
- 〇 「まず、〇をすると△になりました。それから◇をしたら〇になりました。これは良くないと思い、△をしてみたら…」
- 1.これから何を話すのか、先に宣言しておく。
2 NGな説明の仕方
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1.語尾が曖昧:「それについては違うかもしれないんですが…」 → 「それについては違います。」
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2.話すスピードが速い。
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3.声が小さい・声が大きすぎる
3 テスト仕様書特有の表現
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結果を端的に表現(〇、✖)できる質問文を作成する。
- ~は正常か、~は正しく引き渡されているか、~は正しく制御されているか、~は正しく遷移するか
- 適切に~されているか、正常にお壊れているか
- ~は生じないか、~は発生していないか、~が可能か、~は良好か、規約に準じているか
- ~を確認、~をチェック
- ~は表示されるか、~は移動するか、~は消去されるか、~になっているか、抽出されるか
- ~ボタン押下時、…
4 エラーの原因を説明する
4.1 モデル会話
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田中:
- ワンさん、ちょっと来てくれる。
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ワン:
- はい。
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田中:
- 単体テストで、画面モジュールとデータベースモジュールは、期待した通りに動作したんでしたよね?
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ワン:
- はい、そうですが、何か問題がありましたか?
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田中:
- いざ接続して動作確認をしてみようとすると、「〇年数の項目は整数で入力してください」というエラーメッセージが表示されてしまうんです。
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ワン:
- 申し訳ありません。きっと、私が何かを見落としているんだと思います。すぐに確認して修正します。
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田中:
- よろしく頼むよ。
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>>>そして、ワンさんは、エラーの原因をみつけ、田中さんに説明する。
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ワン:
- 田中さん、先ほどは失礼しました。
- エラーの原因について調べましたところ、画面では1年に満たない端数月は小数で入力するようになっていました。一方、データベースには整数しか保存できないようになっていました。
- データベースも少数で入力するよう修正して更新いたしました。
- 小数と整数を取り違えるという初歩的なミスでした。
- ご迷惑をおかけしました。
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田中:
- あ、そうだったの。今度は大丈夫そうですね。
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ワン:
- お手数をおかけして申し訳ありませんでした。今後、気を付けます。
- また、何かありましたらお知らせください。
4.2 基本フレーズ:エラーの原因を説明する(エラーの原因 → 処理の仕方 → 今後の対応策)
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1.原因を説明する際、「原因について話す」ことを冒頭で明言する。
- 「エラーの原因について調べましたところ、~」「原因の一つは~」「問題の原因は~」なども覚えておくと便利です。
- 「障害の原因の1つは十分なメモリが無かったことです。」
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2.エラーをどのように処理したのか報告する。
- 「修正して更新いたしました。」
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3.根本的なエラーの原因と予防策についても考える。
- 「~というミスでした。」
- 単純な操作ミス、動作ミスなどの出力エラーなのか、注意力の欠如、疲労などヒューマンエラーのかまで詳しく確認しておくと予防策になる。予防策まで報告すると、聞き手も安心して仕事を任せることができる。
5 NGなエラーの原因説明
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1.小数にすればよかったんです → 何の前置きもなく、エラーの原因だけを伝える。
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2.もう、直りましたから大丈夫です → 修正や更新が終わったかも伝えます。
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3.動作ミスなので、私のせいではありません → 担当者として責任のない発言に聞こえる。チームに迷惑をかけたことはしっかり謝りましょう。
6 事前にエラーを防ぐため
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ヒューマンエラーのタイプは3つに分かることができる。
- 個人的要因(注意力、記憶、疲労、ストレス、知識、経験など)
- 状況的要因(手順書、タイムプレッシャー、作業環境、コミュニケーション)
- 組織の要因(マネジメントの決定、組織制度、企業文化・企業カラー)
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具体的な予防策の例
- タイムプレッシャーがある時の予防策 → 完成前にダブルチェック・トリプルチェックを行う。
- コミュニケーションに不安がある時の予防策 → ミスコミュニケーションが起きないように、連絡事項は必ずメールや文章で残す。
- 企業文化が違う相手と仕事をする時の予防策 → 仕事の進め方、ルール、などについて事前に話し合う。どんなエラーが起こりうるか考え、事前にその予防策を打つと、仕事のミスやトラブルが減り、評価も高くなる。
7 このUnitのまとめ
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〇についてです。
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「テスト結果」なんですが~
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まず〇、次に~
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一つ目は~、二つ目は~
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一方、~は~と違って~
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エラーの原因について調べましたところ。
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問題の原因は~
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これを選んだ理由は3つあります。
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今から、〇についてのポイントを4つ説明します。
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